レポート - REPORT

2005年1月1日

嘉峪関を出発してかれこれ6時間、車にゴトゴトと揺られついに敦煌に到着した。

本当は飛行機で西安からひとっ飛びのはずだったのだ。ところが、気まぐれな飛行機が直前で欠航になり、陸路で敦煌まで行くはめになったのである。

およそ1000キロ。日本だったら東京から九州くらいまでいく。もちろん高速道路などないから一般道を走るのだが、信号は皆無だし車もほとんど走っていないので予想していたより早く着いた。敦煌である。

<本日の観光>

  • ゆうりん窟…巨大な洞窟の中に仏教の壁画や彫刻が納められている。

2005年1月2日

寒い。とにかく寒い。零下30°Cだという。西安で帽子を買っていなかったら今頃は外に出ることすら出来なかっただろう。冷気に触れている肌が痛い。

何かとんでもない所に来てしまったという実感が沸いてくる。もうすこしいけば、そこは新疆そしてチベットなのである。

昼食はあえて庶民的な市場で食べる。これがかなり旨い。最近、訳あって感染症について調べていたため、得体の知れぬ羊肉や鶏肉に最初は抵抗があったのだが、気がつくと夢中で食べていた。寒さの為か39度の紹興酒をガブガブ飲んでも酔わない。

<本日の観光>

  • 莫高窟…無数の洞窟の中に仏教の壁画や彫刻が納められている。唐の時代から残る世界遺産。
  • 鳴沙山…見渡す限りの砂漠の中に立てられた寺院。幽玄なる絶景

2005年1月3日

朝、陽関という古い関所を見る。シルクロードの中継地である。

見渡す限りの砂漠の中にポコッと立っている。かつての旅人たちはここで覚悟を決めたのか。ここはもうゴビ砂漠である。もうすこし行くとタクラマカン砂漠に続く。

無性に走ってみたくなり、雪の砂漠をガシガシと走ってみた。息が切れた。

午後はいよいよ西安に戻るため、敦煌空港へ。

敦煌にていろいろ世話になった劉さんとお別れをする。彼は劉備と同じ苗字を持ちながら、三国志のなかでは曹操が好きだと言った。悪者扱いされているから好きだと言った。

<本日の観光>

  • 陽関…「西のかた陽関を出れば、故人なからん」という漢詩で有名。かつての関所。古人はここから西方(印度)を目指した。

「シルクロードを行く(1)西安」へ

フォトレポート

  • シルクロードを行く(2)敦煌 フォトギャラリー
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